交通事故における後遺障害認定を受けるための手順

後遺障害とは、交通事故が原因となって起きてしまったことが医学的に認められた障害であり、その結果として労働能力が減少してしまったことを、自賠責保険で定められた等級に当てはまるものです。
そのため、交通事故の後遺症=後遺障害となるとは限りません。

後遺障害認定の必要書類

後遺障害認定を受けるには、次のような書類を用意し、保険会社に対して提出する必要があります。

1.自賠責保険支払請求書
2.交通事故証明書
3.事故発生状況報告書
4.診断書
5.診断報酬明細書
6.後遺障害診断書
7.レントゲン写真
8.MRI画像

後遺障害の認定は、口頭ではなく「書面のみ」で実施されるため、記載ミスや検査の実施を忘れてしまったりすることは、マイナスの印象を与えることにつながります。

後遺障害の等級とは?

交通事故の後遺障害の等級は1級から14級に分かれています。労働災害保険の障害認定基準と障害となったそれぞれの部位や状態を、書類上で照らし合わせることで審査します。

障害のある箇所をチェックし、切断や損傷などで物理的に失われたケースもしくは、動作に支障がある機能的なケースに分類されます。その後は労働能力の減少や、障害の重度や後遺症を考慮することで、妥当とされる等級が決まります。

後遺障害認定の3つのルール

後遺障害認定には、併合と加重と準用と呼ばれる3つのルールが存在します。

併合

併合とは、系列の異なる障害が2種類以上あった際には、重い方の等級に繰り上がることをいいます。

加重

加重とは、もともと障害のあった人が、交通事故によってより重い障害となったケースです。交通事故後の等級から交通事故以前の等級を引いた差額が賠償額となります。

準用

障害等級表に掲載されていない障害の場合、あえて障害の内容を参考にして等級を決めることを準用といいます。味覚や嗅覚の脱失などが該当します。

後遺障害認定ナビゲーション編集者